第2回 北海道トライアスロン体験記 3

●トランジッション

自転車の設置場所からスイムスタート地点は離れております。私はサンダルを忘れてしまい裸足で移動となってしまいました。サンダルは必須です。スイム地点で手荷物預け入れができるのでそこで預けることもできて安心です。

なお、スタート地点でサングラスを預け、スイム終了後、トランジッション地点まで運ぶと説明があり、近視の人にはありがたいと思っていましたが、スイムスタート近くに預かり場所が設置されていませんでした。スタッフに聞くと様子から設置もれしていたようです。急遽ほかで利用していたテーブルをサングラス設置用にして対処してくれました。手作り大会らしく大変かと思いました。

●スイム

洞爺湖の水質は綺麗で透明度はそれなりにありました。私は淡水のスイムは手賀沼トライアスロンの経験がありますがそちらは湖底が泥で浅いため濁っていましたがこちらは濁りがなくきれいでした。いつものように後ろのほうからスタートです。少し進んだらすぐに足がつかないくらい深くなりました。平均100mの深さがあるらしいですがこれぐらい水深があると暗く視界はそれほど良くありません。これほどの深度がある場所を泳いだことはなく、怖いかと思いましたが泳ぎに夢中で怖いと思うことはありませんでした。

淡水は海水と比べ泳ぎやすいかと思いましたがタイム自体はいつもと変わらないようなので私の完走目指すレベルであれば関係ないようです。参考になりませんが。

●バイク①

スイムが終わり、即席でできた受け取り所からサングラスを受け取ったのちトランジットに向かいました。私はトライウェアを着ておらず、ウェットスーツの下にコンプレッションウェアを着ているだけで水着もきていません。ウェットを脱いで普通のサイクリングウェア(上はサイクルジャージ、下はレーパン)を濡れたコンプレッションウェアの上に着ました。ミドル以上の時はバイクをなるべく快適にしたいと思い、トライウェアではなく通常のバイクスタイルにしようと思いこのスタイルになりました。

スタート後しばらく遊歩道の湖畔を走ります。唯一交通規制がある部分でバトルはできません。サイクリング気分でした。

洞爺湖の遊歩道を離れてからは公道に入り周りのペースが一気にあがります。周りの皆さんのペースも一気にあがりしっかりレースになりました。北海道の参加者はレベルが高いと聞いていましたが、その通りでした。自分は周りに合わせると持たないと思いついていきたいとの気持ちを抑え25km/hの順守を心掛け自制しました。完走を目指す自分としては抑えなければなりません。

一時停止の地点や交通量の多い交差点などでは警察の方が交通整理をしてくれています。指示にしたがって、交通ルール順守を心掛けました。記録を狙う人たちは焦るところだと思いますがここはこういう大会だと思う必要があると思います。

路面は全体的に綺麗でした。前日に道路の舗装が十分でないところはゴムマットで養生されています。また工事区間などもあり、バイクを降りて歩かなければならない場所などもありますがそのほかは通常のアスファルトでバイクコースとしては充分でした。

続く